~メーカーとの連携+現場の創意工夫~
今日から新しい屋根工事が始まりました。
今回の現場では、既存の木製屋根をタカショー製の屋根材にてリニューアルします。
ただし、今回の施工は単なる取付ではなく、既製仕様にはない“現場アレンジ”の屋根づくり。
メーカー担当者とも事前に打ち合わせを行い、
「規格品では納まりきらない部分」を自社で工夫して施工していきます。
もともとの屋根は木造の工作物でしたが、
今回は耐久性を考慮してアルミ製のタカショー屋根材を採用。
メーカー品ならではの品質を活かしつつ、
細部の寸法や取り合いは現場に合わせて一から調整しています。
説明書通りの“組立て工事”ではなく、
状況に応じて「どう組むのが最も美しく、強いか」を考えながら進める仕事です。
今回は規模が大きく、屋根構造の組み立ては想像以上に複雑。
図面だけではイメージしきれず、実際の現場で寸法を確認しながら形にしていきます。
メーカー担当者とのやり取りを経て得た知識をもとに、
現場で調整を重ねながら完成へと近づけていく。
「取説にない施工だからこそ、自分たちの知恵と経験が試される」
そんな緊張感が、今回の仕事の醍醐味でもあります。
難易度の高い現場ほど、完成したときの達成感は格別です。
オンリーワンのものづくりに挑む
まだ工事は始まったばかり。
この先、予期せぬ課題も出てくるかもしれません。
しかし、メーカーの強みと自社の現場力を掛け合わせて“唯一の形”を生み出すことが、
この現場の目標であり、やりがいです。
この屋根工事、完成までのプロセスは、【お客様向け】令和7年11月のブログで報告していきます。
どう仕上がっていくのか、ぜひ楽しみにしていてください。
この記事を書いた人
菊地剛:
出身地:東京都練馬区