場所：東京都中野区

※料金は工事の内容・工事の範囲・周辺環境により異なります。

　お家の外まわり全体を、「できるだけ段差をなくして歩きやすく」「草むしりなどの手間を減らす」ことをテーマにリフォームしました。

　玄関前のアプローチは、インターロッキングと呼ばれるコンクリートブロックを並べてスロープ状に仕上げています。今回は住みながらの工事だったため、コンクリートのような、表面が固まって歩けるようになるまで時間がかかる仕上げではなく、ブロックを敷き込む方法にすることで、普段の生活動線をなるべく止めずに工事を勧められる提案・施工をしました。

　駐車スペースまわりはコンクリート土間でスッキリと。建物裏側は防草シートと砂利を敷いて、雑草抜きの手間を減らしています。コンクリート部分は段差をできるだけなくすため、花壇や小上がりになっているテラスは駐車場の高さに合うように解体、調整をしました。どうしてもスロープになるところは、表面を箒で模様を付ける「刷毛引き仕上げ」とし、雨の日も滑りにくいよう配慮しました。

　門まわりは門袖のリフォームにあわせて、建物側にあったインターホンを道路側に移動しました。インターホンを玄関扉横から道路側へ移動したことで、来客の方は敷地に入る前にすぐインターホンを見つけられ、お施主様も不用意に人が敷地内へ入ってくることが減るため、安心感のある動線になりました。玄関ドアのカギも、軽くタッチするだけで開け閉めできるタイプを採用し、毎日の出入りがよりスムーズになるよう計画した外構リフォームです。